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2017年4月5日、当時62歳の女性がタイで出資法違反で国際手配後、逮捕される事件が発生。
女性は【つなぎ融資の女王】と言われ62歳にかかわらずミニスカートでカチューシャという、その出で立ちが話題となった。
女性の名は『山辺節子』受刑者
山辺節子受刑者が複数の男性をだまし取った総額およそ27億円。
還暦を過ぎた高齢にもかかわらず男性遍歴が激しく
逮捕された当時もタイの31歳の男性と交際中で、 男性に告げていた年齢も自称38歳。
山辺節子受刑者とはどのような人物なのだろうか?
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山辺節子受刑者の生い立ちや学生時代の画像
山辺節子受刑者1955年の3月3日に熊本県益城町で生まれた。
父親はバス会社勤務で、母親は専業主婦のあいだに生まれた一人っ子だった。
幼い頃から親しい友人などもいなかったが、山辺節子受刑者はすでにこの頃から男心を掴むことを得意としていた。
拘置所で書いた手記「砂風」にもこのように書かれている
〈先生から叱られると、じいっと相手の目を見てまばたきせず、涙をつうっと一粒流す。ほとんどの先生は許してくれる。男性先生だけに通用する技だ。〉※手記「砂風」より引用
しかしその一方で女性にはめっぽう嫌われており、この公式は両親にも当てはまった。
父親からは溺愛され、母親から嫌われそれを自覚し始めたのも少女時代からだったという。
山辺節子受刑者の学生時代の画像がある。
黒髪のショートで清楚なイメージであるが、本人曰く容姿は決して良いものではないと言っている。
おそらくその自信のなさをカバーするためにルックスには気を使っていたのだろう。
しかし一般的には、その女子力というものは年齢を重ねるとともに低下するものであるが、高齢にかかわらずその女子力を維持させる、その心意気には圧倒される。
高校卒業後、病院の事務員として勤務。
父親に『娘(山辺節子受刑者)が、遊び歩いて家に帰ってこん』と心配し、早くに結婚させられたという。
山辺節子受刑者は二度の結婚と離婚を経験している。
最初の夫との間に1男1女をもうけ、30歳の頃まで専業主婦をしていたが、男グセの悪さが祟って離婚。
ちなみにこの息子は現在40代。
33歳の時に二つのスナックを経営。
店の名前は「スナック・アゲイン」「メンバーズクラブ・ ブルーレイン」
その当時、妻子ある男性と不倫関係になり男性は離婚しそのまま略奪婚。
しかし山辺節子受刑者は最初の夫の時と同様男癖が原因で離婚。
山辺節子受刑者この頃の男を落とす手口をこのように語っている。
〈私が恥らいの笑顔を向けると、それが合図のように男性は、打席の私に、立ち方、クラブの持ち方、バックスイングのとり方、顔の向き方、まるでコーチのように初心者向けの指導をしてくれる。私は無邪気なしぐさでうなずく。これは得意技のひとつだ。たまに真っすぐ飛んだだけで、大げさに拍手してくれる。私はまたここで技を出す。弾むように小さくジャンプして相手の目を見たまま小首をかしげにっこりする。この数分間で彼は私の意のままになると確信する〉※手記「砂風」より引用
このような手口を使い会社経営者などの財力のある男性と交際をし、 贅沢三昧に飽きるほどの暮らしが派手になっていった。
資金を集めるため男性を落とす巧妙な手口はさらに高度なものになっていくが、 その手口も犯罪の域まで達してしまった。
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投資詐欺事件の詳細
イベントなどで知り合った男性や女性などと飲食を共にし交流を深め近づき『元本は必ず保証する。その上、10ヶ月で約2倍』と架空の投資話を持ちかけた。
その被害総額は7億円。
この投資詐欺事件の犯人は共犯者がいるということだが詳しいことは明らかになっていない。
投資詐欺で得たお金を元手に山辺節子受刑者タイに逃亡。
その後、出資法違反で国際手配後、タイ東部で入国管理法違反の疑いで逮捕。
出資させたお金はタイ人交際相手の為の家の購入資金にあて、家の経費として2万バーツ(約6万円)~3万バーツ(約9万円)を渡していたという。
しかも山辺節子受刑者はタイ人の交際相手に告げていた年齢が自称38歳ということも話題となった。
その一連の事象から【つなぎ融資の女王・山辺節子】と世間では異名を持つことになった。
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山辺節子受刑者 留置場での自殺未遂
2017年7月4日詐欺罪で起訴されていた山辺節子受刑者が留置場での自殺未遂を図った。
命に別状はなく、 病院にも搬送されなかったという。
自殺未遂の手段については明らかになっていない。
山辺節子受刑者 留置場での自殺未遂する前に『警察に行くか、自殺する。』と周囲に話していたという。
豊胸手術も含め、およそ800万円を整形手術で手に入れたルックスも今は日の目を見ることはない。