【群馬一家3人殺害事件】ストーカー小暮洋史容疑者の新たな情報とは

社会を騒がせ続けているストーカー。ゆがんだ愛情による身勝手な犯行。

被害は後を絶たない

だがこの事件は想像を超えていた。

【群馬一家3人殺害事件】

群馬一家3人殺害事件は1998年1月、群馬県で発生した殺人事件。

いまなお未解決となっている。

ストーカー行為を繰り返した被害者女性の家族3人を殺害した後、被害者女性を殺害現場で待ち伏せするという常軌を逸脱した行為をおこなった犯人。

仕事先で知り合った二十歳の女性につきまとい一方的に想いを募らせ執拗につきまとった。

交際を断られると、女性の自宅に侵入。

彼女の父、母、祖母を殺害し今も逃げ続けている戦慄のストーカーその名は

指名手配犯 小暮洋史容疑者

群馬県内で A子さんをつけましたあと3人の命を奪ったストーカー。

ストーカーはなぜ A子さんじゃなく家族を狙ったのか。

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群馬一家3人殺害事件<事件概要>

A子さんが小暮洋史容疑者に出会ったのは事件のおよそ2年前。

当時二十歳の A子さんは薬局で勤務。明るく美人の彼女は人気者だった。

その英子さんのドラッグストアに荷物を搬入していたのは運送会社で働く小暮洋史容疑者だった。

人付き合いが苦手だったという小暮洋史容疑者。

A子さんと顔を合わせ続けるうちに一方的に思いを募らせるようになった。

そしてストーカー行為が始まる。

A子さんが帰宅するのを待ち伏せ小暮洋史容疑者はその後をつけ、A子さんの自宅を特定。

彼女の名前と住所を知った小暮洋史容疑者は電話帳などから番号を調べあげたという。

無口で人見知りするタイプだったという小暮洋史容疑者だが A子さんに対しては積極的だった。

調べ上げた電話番号にかけ、 A子さんに対しいきなり電話してきて「俺だけどわかる?」「 いつが暇?」「遊びに行こう」という電話を何度も繰り返したが、 A子さんは小暮洋史容疑者の誘いを断り続けていた。

ある日、A子さんは職場の同僚に誘われボーリングに行くことになった。

楽しいボーリングだったはずが彼女の表情は沈んでいた。

その理由は、同僚が声をかけた男性メンバーの中に小暮洋史容疑者がいたのだ。

ボーリングの最中もA子さんのことをずっと見つめていた。

小暮洋史容疑者「ボーリングよくやるの?」

A子さん「うん」

小暮洋史容疑者「次は二人でどっか行こうよ?」

A子さん「・・・」

この日を境に小暮洋史容疑者ののストーカー行為は激しさを増した。

小暮洋史容疑者「今週末を開いてる?」

A子さん「ごめんなさいちょっと無理です」

相変わらず小暮洋史容疑者からの電話は毎晩かかってきた。

そしてついに。

A子さんが仕事から帰ると父親から

「今日、小暮っていう人が家に来たぞ」と言われたのだ。

実はその日の日中、小暮洋史容疑者が A子さんの自宅を訪ねてきたのだ。

小暮洋史容疑者「娘さんいますか?」

父親「今出かけていますけど、君名前は?」

小暮洋史容疑者「木暮です。」

父親「娘とは、どういう関係ですか?」

小暮洋史容疑者「いや、いいです。」

自宅にまで姿を見せ始めた小暮洋史容疑者さらに。

A子さんでなければ常に無言の電話がかかるようになってきた。

繰り返される無言電話は深夜にまで及んだ。

父親は「何時だと思っているんだ!いい加減にしろ!」と、 電話を切り電話の線を抜いていた夜もあった。

エスカレートしていく小暮洋史容疑者の執拗なストーカー行為。

不安が募るA子さんは車で通勤するようになった。だがある日仕事を終え車に戻ると車のワイパー部分に手紙が差し込んであった。

小暮洋史容疑者からの手紙だった。

「A子さんへ

今日、 仕事が終わったら会えないかな?

何時でもいい。

待ってるから

木暮」

その手紙を読むA子さんの背後には、小暮洋史容疑者が立っていた。

A子さん「話って何?何が言いたいの?」

小暮洋史容疑者「 もういいよ」

A子さん「手紙とかもうやめてください」

何をするかわからない強さ、この人何かするんじゃないかなという恐怖心から、A子さんは車を置いてその場から逃げた。

しかしその日の帰り、気配を感じ振り向くと小暮洋史容疑者が車で後をつけていた。

これが A子さんが小暮洋史容疑者を見た、最後の姿だった。

ゆがんだ愛情はついに小暮洋史容疑者に中で憎しみと化したのか。

事件の10日前小暮洋史容疑者は「会社を辞めます」とメモを残して会社を辞めた。

この時すでに犯行を決意していたのだろうか。

そして1998年1月14日、惨劇の日を迎える。

群馬一家3人殺害事件<殺害当日の状況>

関東地方は大雪に見舞われたその日、小暮洋史容疑者はA子さんの自宅へと向かった。

そして小暮洋史容疑者は A子さんの自宅に侵入。

A子さんの姿を探して家の中をさまよったのか。

この時 A子さんの家にいたのは祖母 トメさん一人だった。

小暮洋史容疑者はトメさんの首を絞めて殺害。その後、家の中に身を潜めた。

そこへ母 千津子さんが帰宅。

すると小暮洋史容疑者は再び姿を現し、台所にあった包丁で千鶴子さんを殺害。

奇しくもその日は、母 千津子さんの48回目の誕生日だった。

続いて午後8時半頃、父 武夫さんが帰ってくると、小暮洋史容疑者は武夫さんを包丁でメッタ刺しにして殺害。

家の中で身を隠しながら待ち伏せし、わずか2時間足らずで3人の命が奪われるという、まれに見る凶悪な殺人事件となってしまった。

この後、小暮洋史容疑者は不可解な行動に出る。

殺害した祖母 トメさんの遺体を階段下に隠し、そして千津子さんと武夫さんの遺体を浴室に隠した後、再び家の中に身を潜めたのだ。

午後9時、何も知らないA子さんが帰宅。

母の誕生日を祝うつもりだったA子さん。

だが待っていたのは殺人鬼だった。

小暮洋史容疑者は玄関でA子さんに襲いかかった。

事件の当日は帰ってくる時間を知ってた口ぶりで「今日、帰りが遅かったね」とA子さんに言った。

小暮洋史容疑者は玄関脇の部屋に A子さんを押し込んだ。

それは祖母 トメさんを殺害した場所。

小暮洋史容疑者と A子さん、二人だけの戦慄の時だった。A子さんに被害が及ぶことがなかったが、この時の二人のやりとりは公になっていない。

午後10時40分頃、小暮洋史容疑者は家から出て行った。

だがその後A子さんは小売御社のすべての強行を目の当たりにしたのだ。

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群馬一家3人殺害事件<ストーカー小暮洋史容疑者の新たな情報とは>

自分を狙う男によって父と母祖母三人の最愛の家族の命が奪われてしまった。

小暮洋史容疑者は今なお逃走を続けており、目撃証言も特にない。

A子さんは自宅を出て、現在は別の場所に暮らしている。

殺害現場となった自宅は当時から、そのままとなっている。

廊下など血のりがついた壁紙は乱暴に剥がされているものの、天井にまで届いた血痕は今なおそのまま残っており、事件の惨劇を物語っている。

事件から20年以上が経過しようとしているが、残されたA子さんは事件と向き合い、犯人逮捕に向けて今なお取り組んでいる。

近年にも新たな情報が入手されている。

小暮洋史容疑者のクセが判明したというもの

小暮洋史容疑者の特徴的なクセとして

  • 手の匂いを嗅ぐ
  • 爪を噛む

小暮洋史容疑者

小暮洋史容疑者は20年も経過しているため、顔や髪も変わっているのが想像できる。

しかし染み付いたクセは簡単に治すことはできない。

被害者遺族の気持ちを考えると、一刻も早い犯人逮捕を望む。