岩手県普代村6歲女児行方不明事件【金子恵理ちゃん】

1997年6月29日、岩手県普代村上村の金子恵理ちゃん (6歳) が行方不明になった。

午後4時30分頃まで自宅裏の沢で、1人で遊んでいる声を母親が聞いていたが午後5時頃から姿が見えなくなった。

この日は午前8時に自動車整備工 (44歳)の父と妻、恵理ちゃんの3人で車に乗り、100キ記離れた青森県八戸市に買い物に行った。

これは月に1回、家族が楽しみにしている恒例行事だった。

帰宅したのは午後3時。 父はその後、裏山に山菜を採りに行き、帰ってきてから一寝入りした。

一 方、恵理ちゃんは着替えをすませ、いつものように家の前で遊んでいたという。

午後4時55分に父親が目を覚ましたところ、恵理ちゃんがいないことに気付いた。

妻や祖父も加わって探したが見つからなかった。

恵理ちゃん の行動範囲は自宅周辺の約1キロ、家の周りを1人で歩いていてもちゃん と1人で帰ってきた。

父親が山に連れて行ったときにはぐれた際も、ちや んと山のふもとに駐車した車のところに戻って車内で待っていたという。

家の周囲にある雑木林にも「入るな」と日頃から教えてあり、それを守っ ていた。

自宅周辺で迷子になるのは考えににくかった。

行方不明後に自宅に脅迫電話がかかることもなかった。

恵理ちゃんは身長115センチ。体重24キロのぼっちやり型。

鼻の下に小さなホクロがあり、左腕に比べて右腕が少し太い。

バイバイするとき手の甲を向けて振るという癖があるのが特徴。

行方不明時は胸に2匹の犬の絵が描いてある青い長袖のシャツ。

左の膝に茶色の膝当てが付いているオレン ジ色の長ズボン。

ピンクの自と長靴姿だった。

普代村は太平洋側に面し、道路も少なく、繁華街もない。

地形は海に面するか、山のどちらかで平地がない。

閉鎖的で保守的な土地柄だという。

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岩手県普代村6歲女児行方不明事件【目撃情報と捜索】

少ないが寄せられた情報もある。

一つは自宅近くの雑木林の車道沿い付近で、近所の人が女の子のむずがる声を聞いたという。

警察が警察犬で捜査したときも犬はその付近で止まった。

もう1つは行方不明の数日前に男が運転する白い不審車があった。

また行方不明になる数日前には自宅付近の雑木林の私有地に自衛隊のジープが止まっており、車のそばには自衛隊の服を着た男が立っていた。

近くに演習場などなく父親は不審に感じていたという。

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岩手県普代村6歲女児行方不明事件【金子恵理ちゃん情報】

■金子恵理ちゃん

◎行方不明当時6歳
◎当時の服装

  • 青色の長袖シャツ(胸に2匹の犬の絵)
  • オレンジ色の長ズボン(左膝部分に茶色の膝当て)
  • ピンクと白色の長靴でした。所轄警察署

久慈警察署
TEL:0194-53-0110