宮城県岩沼市65歳女性殺人事件<見えない生活実態>

2012年3月30日午前11時25分頃、宮城県岩沼市梶橋で一人暮らしをしていた長田クニ子さん (65歳) が、玄関の内側に座り込むような姿勢で靴箱にもたれかかり死んでいるのが見つかった。

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宮城県岩沼市65歳女性殺人事件<事件概要>

公共料金を徴収しにきた人が玄関外側に血痕があるのを見つけて警察に連絡し殺人事件が発覚した。

玄関には鍵が掛かっていた。玄関以外に争った形跡はなく、殺害現場は玄関とされている。

両手の甲にも抵抗した際にできたとみられる傷があったが、首の正面と右側を刃物で切られたような約5センチ以上の幅のある傷が複数あり、動脈に達している深い傷が致命傷となり死因は出血死だった。

凶器は鋭利な刃物と見られ、台所には刃物が残されていたことから犯人が持ち込んだものとみられている。

遺体発見当時の事件現場の状況

発見時、室内の電気は消えており、遺体は死後1日~2日経過しているものとみられている。

長田クニ子さんはTシャツにカーディガン、 ジーンズ姿で、右足だけ靴を履いていた。

普段持ち歩いているバッグも居 間に置いたままで、奪われた物はなかった。

玄関外側のマットから血のついたスニーカーの足跡が複数見つかっており、その血痕のついた足跡は外に続いていて、歩幅は狭かった。

しかし先には血痕のついた足跡は途絶えていることから、そこから車などの乗り物で現場を立ち去った可能性があると思われる。

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宮城県岩沼市65歳女性殺人事件<見えない生活実態>

28日午後5時半頃、長田クニ子さんが1人で軽乗用車を運転して帰宅する姿が近所の住民に目撃されているのが最後。

変わった様子はなかったという。

宮城県岩沼市65歳女性殺人事件の捜査は難航している。

理由の一つとして長田クニ子さんの交友関係の少なさである。

長田クニ子さんがどのように生活をしていたのか、全くと言っていいほど実態がつかめないのだ。

長田クニ子さんは夫を亡くし、一人暮らしで、以前は仙台市内でスナックを経営していた。

夫は同じビルで貸金業を営んでいたという。

事件直前まではお金に困っていることを周囲に打ち明けており、電気料金や水道料金などの公共料金を滞納していた。

携帯電話も解約され、固定電話も使用されてなかった。

何で生計を立てていたのかなど生活実態が分かっていない。

長田クニ子さんは生ゴミ処理機を販売する団体の集まりに顔を出していたが、前年の8月頃から来なくなったという。

その生活実態がみえない中、何が理由で殺害されたのか全くわかっていない。

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