千葉県船橋18歳少女生き埋め殺人事件 犯人はなぜ少女を埋めた

千葉県船橋18歳少女生き埋め殺人事件

時系列にて事件を辿っていく。

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2015年4月19日夜

野口愛永さんは県内の路上で友人であった少女数人と歩いていたところ湯浅成美に声をかけられ井出裕輝、中野翔太、東京都葛飾区、無職少年(当時17歳)が一緒に乗った乗用車(レンタカー)に同乗。

車内には高校時代の親しかった湯浅成美がおり、そこまで一緒にいた友人らを残して1人で車に乗った。

この時点で湯浅成美、井出裕輝、中野翔太、東京都葛飾区、無職少年A(当時16歳)らは殺害の計画をすでに実行していた。

最初は湯浅成美が殺害を一人でやると言っていたのが、女の手は汚せないということで井出裕輝、中野翔太、東京都葛飾区、少年Aらが殺害を実行することになった。

湯浅成美がなぜ殺害を計画したのか?

野口愛永さんは周囲の人から、たびたび借金をしていて湯浅成美とも返済をしない野口愛永さんと金銭をめぐり、トラブルがあったという。

野口愛永さんを乗せた車内では運転席に中野翔太、助手席に少年Aそして湯浅成美、井出裕輝が後部座席で野口愛永さんに暴行を加えた。

この時の状況を助手席にいた少年Aは「うめき声が聞こえ、怖くて後ろを見られなかった」と供述している

その後、車は成田空港近くの井出裕輝の所有する畑に到着。

そこには深さ1.5メートル程度の穴がすで掘られていた。計画的犯行だ。

犯人たちは野口さんの口の中に靴下をつめ口の周辺をふさぐように粘着テープが巻かれた。

頭部全体を粘着テープのようなものでぐるぐる巻きにし、さらに両腕などは結束バンドで縛り、抵抗ができないようにした。

そのまま犯人たちは穴の中に突き落とし野口さんのカラダに土をかけていった。

この時の状況を湯浅成美は後に友人に事件後に電話で話した際に「殺した」と言って、笑いながら話していたという。

『(野口愛永さんを)林に拉致って連れていって、そのまま生き埋めにしたんだけど、アイツ超ガクガクしちゃってさ』って」などと話していた。

野口さんの遺体は、苦しみに耐えかねたのか、土砂の重みにつぶされたのか、正座したまま上半身があおむけに大きくのけぞる不自然な姿勢だったという。

また中野翔太たちは野口さんの財布から所持金を抜き取り携帯は千葉市内の川に捨てた、そのほかの所持品や穴を掘った道具は燃やして捨てた。

その後は友人や家族が野口愛永さんの携帯電話に電話をかけても、連絡がつかない状態となる。

■2015年4月21日

事件から2日後、船橋東署にある男性から連絡が入る

「連絡の取れない少女がいて、埋められたと言う話がある」と通報

「数日前から症状と連絡が取れなくなった。埋めたとか、埋められたとか、そんな話がある」と情報提供

知人の少年らが事情聴取に「少女は埋められた」とほのめかす供述をした

■2015年4月22日

千葉県警が交友関係などを中心に捜査

複数の少年らが「少女を埋めた」と説明

トラブル内容が曖昧でわからないことが多い供述が二転三転している

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■2015年4月23日

少女の両親は、捜索願を出した

監禁容疑で逮捕少年Aと湯浅成美の逮捕

4月24日午後

中野翔太、井出裕輝が出頭、逮捕

供述をもとに成田空港近く、「埋めた」場所、捜索開始

成田空港に近い千葉県柴山町で捜索し遺体を発見

遺体は供述どおり深さ約1.5メートルの土中で見つかった。

服は着ていたが顔は粘着テープで覆われていて見えなくなっていた。

犯行後、逮捕された4人の中には後悔と反省を口にするものもいたが、残りの3人については酌量減刑の深い反省は未だない。