2003年11月29日、北海道鹿追町泉町で71歳の古谷ユキエさんが自宅の寝室で刃物で切られ殺害された。
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北海道鹿追町71歲独居老人女性殺人事件 <詳細>
2003年11月29日午後9時45分頃、北海道鹿追町泉町に住む無職の古谷ユキエさん(71歳) が自宅の寝室で首から血を流して死んでいるのを隣に住む義理の弟が発見した。
殺害現場付近地図
義理の弟は古谷ユキエさんの部屋の明かりが夜になっても 点灯しないのを不審に思い、様子を見に行くと古谷ユキエさんは寝室ベッド脇の床にパジャマ姿で倒れていた。
死亡推定時刻は2 8日の未明から午後1時30分の間で、首の右側に鋭利な刃物で切られた とみられる約10センチの傷があり、周辺の床に大量の血があった。
司法解剖の結果、死因は失血死だった。
北海道鹿追町71歲独居老人女性殺人事件 <古谷ユキエさん>
古谷ユキエさんは7年前に夫を亡くしてからは一人暮らしで、内蔵が悪く、事件当時は体調が思わしくなかった。
元気な頃は、ごみ拾いや花壇作りなど地域活動にも積極的だった。
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北海道鹿追町71歲独居老人女性殺人事件 <犯人像>
発見時は玄関の鍵はかかっておらず、鍵を壊して侵入したような跡はなかった。
窓からの侵入の形跡もなかった。
凶器は見つかっていない。
叫び声や争う物音は間かれていないが、遺体が発見された別の部屋では仏壇の供え物が床に散乱しており、タンスの引き出しが開けられた形跡があった。
警察では古谷ユキエさんは普段はしっかりと鍵をかけていることから、犯人は玄関を古谷ユキエさんに安心して開けさせることができる顔見知りの犯行とみている。