やり投げ競技での死亡事故

実際に発生したやり投げ競技での死亡事故

やり投げ競技での死亡事故

2012年8月26日、ドイツのデュッセルドルフという地域で青少年スポーツ大会で行われていた。

その中の競技の一つ「やり投げ」で事故が発生。

選手が投げたやりが競技役員の喉を直撃した。

事故の詳細は、やり投げ競技の計測を担当していたディーター・シュトラック(74)が飛距離を計測するためにフィールドに向かったところ、ちょうど少年選手(15)が投げたやりが、ディーター・シュトラックの喉に刺さってしまった。

病院に緊急搬送され手術を受けたが同日夜、死亡。

やりを投げた少年はショックを受け精神カウンセラーのケアを受けていたが、同時に競技場にいた800人のうち、事故を目撃した7人がその場でカウンセリングを受けた。

国内で発生したやり投げによる事故

2012年7月16日広島県にある福山平成大学で、大学2年の男子学生(19)が投げたやり投げのやりが、陸上の練習に来ていた高校1年の女子生徒(15)の左のこめかみに刺さる事故が発生。

女子高生は、やりの一部を切断し、刺さったままの状態で女子生徒は病院に緊急搬送された。

この女子生徒は高校の陸上部のマネージャーで、自分たちの高校のグラウンドが工事中のため、たまたま大学のグラウンドに練習に来ていたということです。

女子高生は頭の骨を折る重傷を負ったが一命を取り留めた。

男子学生は「投げます」と声をかけたものの工事の音で声が聞こえなかったという。

国内ではその後もやり投げの事故が発生

2017年5月3日、沖縄県立高校でやり投げの練習をしていた男子学生の投げたやりが女子生徒の左太ももに刺さり貫通。

女子生徒の命に別条はなく、病院で治療後に帰宅。

やり投げ競技での死亡事故 まとめ

これだけ、コンプライアンスや安全が叫ばれる現在であっても、このような事故は発生している。

紹介した事故どれもが、安全対策の管理徹底をうたい再発事故防止に取り組んでいるが、なくならない事故にもっと抜本的な事故防止が必要だ。

やりが刺さる被害者、投げた加害者、競技を見ていた観覧者、すべてが心に傷を負う。

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