臓器移植で狂犬病が感染した事件

2004年、アメリカで実際に起きた臓器移植で狂犬病が感染した事件。

臓器移植で狂犬病が感染した事件とは

被害者は18歳のジョシュアとその友人のジミーとシェリー。

彼ら臓器移植を必要とする患者だった。

そんな彼らにドナー提供者が見つかり、それぞれ、腎臓、肝臓、肺の移植が決定した。

ドナー提供者は全て同一人物である。

移植が決定した後、移植手術をジョシュアたちはうけた。

手術は無事に全員成功した。彼らは手を取り合い、手術の成功を喜んだ。

退院して1週間後、ジョシュアに異常が発生した。

最初は軽度な食欲不振と頭痛を訴えていたが、数日後には状態が悪化。

奇声を発したり、次の瞬間には大暴れするなどの謎の異変がジョシュアに起こる。

状態はさらにひどくなっていき、退院後2週間で再入院。

しかし再入院後、すぐに昏睡状態に陥るそこに同様の症状で搬送されてきたのは、なんと友人のジミーとシェリーだった。
その後、ジョシュアたちの脳は激しく腫れ上がり、結果、3人とも相次いで死亡。

医師が考えた原因を調査した所、同一人物であるドナーがドラッグ中毒であることが分かった。

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ドナーが病院に緊急搬送された際の尿検査で、マリファナなどのドラッグが検出された。

ドナーは精神状態が不安定で、その後、死亡した。

しかし、本当の原因はドラッグではなかった。

発症したら99.9%死亡する狂犬病

3人が死亡した原因は、『狂犬病』

ドナーのあらゆる検査、適格に全く問題はなかったが、通常の犬からの感染源ではなく、コウモリの体内で変化した狂犬病の病原菌であった為、奇しくも検査を通過してしまったのだ。

ドラッグ中毒だったドナーを、さらに調査すると、以前コウモリに噛まれたことがあることも判明。

死亡した3人は過去に輸血も受けておらず、狂犬病感染の原因は臓器移植であると、専門の機関で結論付けられた。

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この年に、ドイツで2人、狂犬病で命を落としている。

過去に5か国で8例、角膜移植での狂犬病感染が報告されている。

他人事ではない、狂犬病によるこの事件。コウモリを例にすると、未だ解明できない感染源は他にもありそうだ。

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