異例の全員死刑!大牟田4人殺害事件

「事実は小説よりも奇なり」

異例の全員死刑!大牟田4人殺害事件

暴力団組長・北村寛雄(当時60)妻、北村真美(当時45)長男の北村孝(当時23)と次男の北村孝紘(当時20)の家族全員が死刑となった特異な殺人事件。

公私ともに付き合いのあった隣人を家族総出で命を奪った。

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大牟田4人殺人事件  犯行前

北村一家の母、北村真美は2004年時点で被害者である高見小夜子さんから6,800万円の借金をしていた。

北村組は建設業での収入もほとんどないうえに暴力団への上納金が生活を圧迫させ、生活費にも困るほどの困窮ぶりであった。

元力士で暴力沙汰が絶えない北村一家の長男と次男もかなりの荒くれ、長男は未成年の時に殺人事件をおこしている。

そんな息子たちが頭が上がらないのが母の真美であった。極道の妻である真美もやはり凄みがあり、息子たちでも決して逆らおうとはしなかった。

そんな母、北村真美ですら頭があがらない人物こそが高見小夜子さんであった。

しかし資産家でもある高見小夜子さんの存在は、そんな北村真美にとってはその上を行く存在だった。

借金で頭のあがらない北村真美は高見小夜子さんの指示で草むしりをさせられているのを見ていた人もいた。

2004年7月ごろ「資本金1億円の金融会社を設立する」と高見小夜子さんが言った一言で北村一家が動き出した。

北村一家の生活は困窮していた。

借金を武器にアゴで指図する高見小夜子さんの言動や行動に北村真美は腹をたてていた。

長男の北村孝は新居購入費を必要としていた。

北村一家で条件が整ったと判断した。そう、

高見小夜子さんを殺して現金や金品を強奪する

実雄、孝紘も了承した。

大牟田4人殺人事件  高見穣吏さんへの犯行

兄の孝は抜け駆けを考えていた。

それは真美と実雄より先に自宅に侵入し金を奪おうというもの。

自宅侵入を計画した日は高見小夜子さんの次男、高校一年高見穣吏さん(15)が一人で留守番をしていたことを確認。

真美と実雄より先に小夜子の金品を奪おうと考え、弟の孝紘に「小夜子の家に2千数百万円があるので奪う、穣吏が1人でいるので殺す。おまえには500万円をやる。両親には言うな」

殺害をタオルを使用して絞め殺すこと、そして金品を強奪する兄弟二人の計画が成立。
計画をした同日、高見さん宅に侵入、孝紘は家にいた高見穣吏さんに激しい暴行を加えたの後、首をタオルで絞めた。
息絶えたとみた二人は、室内にあった金庫と高見穣吏さんを自分の乗用車に乗せて逃亡。

大牟田市内を走行中、高見穣吏さんがまだ息をしていることを確認。

そこで二人は馬沖橋上で高見穣吏さんの首をロープでさらに絞めて殺し、頭部と両足に重さ五キロのブロックをくくりつけ諏訪川に高見穣吏さんを投げ込んだ。

その後発見された高見穣吏さんの遺体には激しい暴行で内臓が破裂しており、高見穣吏さんへの暴行の激しさを物語っている。

最終的に金庫を盗みだし金庫を開けると、指輪6個のみしか入っておらず、孝紘は殺害の翌日午後、自分の身分証明書を用いて質屋に入れ、計108000円を手に入れた。

その時の孝紘の取り分はわずか4万円であった。

大牟田4人殺人事件  高見小夜子さんへの犯行

高見小夜子殺害計画に踏み切れずにいた家族が一人。

北村真美だ。

踏み切れない北村真美は長男の北村孝に相談。

すでに前日に殺害と強奪を実行している北村孝にとっては、満足したお金を得ることができておらず、そこに迷いはなかった。

北村孝は「殺しきらんなら、おれが殺してやる」と北村真美に言った。迷った末北村真美はその後、高見小夜子殺害方法などについて北村孝に協力を求めた。

北村孝は北村孝紘に再度「おかん(母)がおれに小夜子ば殺せち言いよる」などと打ち明け、協力を求める。

北村孝は真美に具体的な殺害方法を報告

食べ物に睡眠薬を導入し、その後殺害する、という計画性のない計画だ。

殺害予定当日、北村孝と北村孝紘はコンビニエンスストアで弁当とタルタルソースを購入。事前に用意していたすり潰した睡眠薬をタルタルソースに混入させた。

その弁当は同日、高見小夜子さんと一緒にいた北村真美に手渡された。持ってきた食べることを促され、高見小夜子さんは弁当を食べ眠ってしまう。

同日夜、北村組アパートにて眠る高見小夜子さんをよそに、4人家族全員で今後の計画を話しする。

その内容の中で、問題となっていたのが長男 高見龍幸さん(18)の存在だ。

高見龍幸さんはその当日、母 高見小夜子さんと北村真美が一緒にいたことを知っていたのだ。

後々のことを考えさらにもう一つの犯行を計画。

高見龍幸さんの口封じ殺害だ。

眠っている高見小夜子さんと高見龍幸さんを殺害し、車ごと川の中に沈めようと話した。
18日未明、意識がもうろうとしている小夜子を車に乗せ4人で大牟田港岸壁に。

停車したのち車内で、北村孝紘が高見小夜子さんの首にワイヤを引っかけ、窒息死させた。

高見穣吏さんの殺害時、殺害したと思って息が残っていたこともあり、北村孝紘はたばこを吸い、笑いながら入念にワイヤーに力を加える。

他の家族はその時、

北村真美はまた息を吹き返すのではと不安に思い、北村孝紘にさらに首を絞め続けるよう指示した。

北村実雄は高見小夜子さんが死亡しているのを確認し「もうよか。死んだ。死んだ」と言った。

北村孝は車外から様子を伺い車の窓に「人殺し」と指で書きふざけていた。

大牟田4人殺人事件  高見龍幸さん、原純一さんへの犯行

北村一家4人は高見さん宅前路上で高見穣吏さんの行方がわからなくなって探す、高見龍幸さんと、その友人の原純一さん(17)が乗った軽乗用車に出くわした。

原純一さんは関係がなかったが、顔を見られた為急遽殺害することに。北村実雄は携帯していた実包6発入りの拳銃を北村孝紘に渡す。そして2人の殺害を指示。

いっしょに高見穣吏さんを探すふりをして信用させ、北村家の車に2人を後部座席に乗せた。

北村孝紘が助手席、北村孝が運転をして高見さん宅をあとにした。

18日未明、大牟田港岸壁に停車。

北村孝紘は高見さん宅の現金保管場所を聞き出すため、まずは原純一さんの頭部に銃弾を1発撃つ。

その様子を見せた後、高見龍幸さんに「穣吏も小夜子もおれが殺した。家に2000万円あるだろう。金はどこか」と追及。

しかし、知らないと答えたため高見龍幸さんの頭部にも銃弾を1発撃つ。

2人がまだ生きていることを北村実雄と北村真美に携帯電話で報告。

指示は「胸を撃て。6発全部撃て」

北村孝紘はそれに従い、さらに2発ずつ撃って高見龍幸さんを失血死させた。

それでもまだ生きていた原純一さんは北村孝紘がアイスピックで胸を突き刺し失血死させた。

大牟田4人殺人事件  小夜子、龍幸、原の死体遺棄

同日未明、遺体となった3人を乗せ、ドライブギアに入れたまま軽乗用車を、北村実雄が運転席外側から操作。

諏訪川土手の斜面から走行させて川に水没させて証拠隠滅を図る。

完全に沈没するのを北村家族一家は見届けていた。

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大牟田4人殺人事件  その後

その後、4人は計画通り高見さん宅に高見小夜子さんの遺体から奪った鍵を使って侵入。

しかし目当ての現金は発見できなかった。

結局、高見小夜子たちの殺害で奪ったお金は小夜子のバッグに入っていた現金約26万円だけだった。

実行犯である北村孝と北村孝紘に5万円ずつ。

北村孝は家賃の支払いに、

北村実雄と北村真美は電話料金、暴力団への上納金、飲食費に使用。

事件から3日後の9月21日に

次男の高見穣吏さんの遺体が発見され事件が公に。

県警の調べで北村実雄と北村真美は即身柄を拘束された。

それから

9月22日 北村真美 逮捕
10月8日 北村実雄 逮捕(実雄は拳銃で自殺未遂した為、逮捕が遅れた)

更に川底から車と3遺体が発見された

9月23日 北村孝紘 逮捕
10月2日 北村孝 逮捕
その後、最高裁判所にて

2011年10月3日、北村孝紘、北村真美の死刑が確定
2011年10月17日、北村実雄、北村孝の死刑が確定

これで家族一家が全員死刑という前代未聞の判決となる事件が幕を閉じた。

大牟田で4人が殺害された事件。

全く反省を感じられない北村一家は自分たちの血統を国家に断たれ何を思う。

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