桂あやめが西川元死刑囚に殺されかけた瞬間【スナックママ4人連続殺人事件】

スナックママ4人連続殺人事件という事件をご存じだろうか。

1991年12月に起きたスナックママ連続殺人事件

京都や兵庫のスナックを経営していた女性4人が次々に殺害されてしまうという昭和の事件史に残る凶悪事件

この殺人犯 西川正勝元死刑囚に 落語家の桂あやめは襲われた。

その後、西川正勝は逮捕され死刑が確定。

しかしなぜか桂あやめはこれほどの凶悪事件に巻き込まれてしまったのか?

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それは1月5日の出来事1件、2件、3件、4件と犯行があって、その後逃走の末、5件目に西川正勝元死刑囚がきたのが桂あやめのマンションだった。

それまでスナックを襲っていたのだが、桂あやめの時だけは自宅のワンルームマンションだった。

桂あやめのワンルームマンションを狙ったのか偶然だったのかは未だ不明だが、事実として西川正勝元死刑囚は桂あやめが住んでいた部屋の隣に引っ越してきたと偽り部屋を訪ねてきたのだ。

ここからはテレビ番組で桂あやめが語った内容をもとに記述していく。

落語家 桂あやめ強盗殺人未遂事件の経緯

1992年1月5日、当時、朝10時半頃また寝てた桂あやめ。

玄関のチャイムが鳴った。

少し冴えない頭で寝ぼけながら「荷物でも配達来たんかな」そう思いながらドア越しに「どちらさんですか?」と尋ねると「隣の五号室に引っ越して来たんで、よろしくお願いします。」

隣りの人が挨拶に来てドア越しというのは失礼だと思い「あ~そうですか」とドアを開けた。

「よろしくお願いします。」そういった桂あやめの目の前には30歳過ぎの割りと小柄な男の人が立っていた。西川正勝元死刑囚だ。

「あの~ウチの壁、入ってみたらチョット汚れていたんですけど、お宅そんなことなかったんですか?」そう西川は言った。

「いや、そんなことないですけど。」

玄関から部屋の中が見えていたので、桂あやめは「ほら~こんなんですよ~。」と部屋の中を見せた。
(この西川の言動は桂あやめの部屋の中に誰もいないかの確認をするための質問であった。)

その後、しばらく二人は会話をしていたのだが、あまりにも自然な態度に桂あやめは全く疑いもしなかった。

その後、西川は「チョット電話~貸してもらえますかね?ウチまだ正月でNTTが開いてないから電話ついてへんのですわ。」

桂あやめの玄関先には電話が設置してあった。

桂あやめはさんは「あっ、使います?」と受話器を渡した。

かけたのか、かけなかったのかは定かではないが西川は「話し中ですわ~」と桂あやめに受話器を返した。

その後、もう一度かけるも話し中。三回目も話し中だと言い桂あやめに受話器を返した。

「そうですか~」と受話器を置き振り返った瞬間に西川は桂あやめの首をガッと絞めてきて、その勢いで後ろに倒れた。

その時に桂あやめが見た西川の顔は今までと全く違う顔だった。

桂あやめはこの時、襲われると思い、大きな声で助けを呼ぼうとするも、声を出そうと思っても首を絞められているから声は出せない。

周りにあるものを犯人に投げつけようと思っても届かない。手が届いても犯人に上手く当たらない。

そんなことをしている間に桂あやめは頭が冷たくなっていくのを感じたという。

頭が冷たくなっていくのを感じているうちに全身の力もスーッと抜けていった。

「こうやって人って死んでいくんやな」と思いながら桂あやめはそのまま気を失った。

意識を取り戻した桂あやめの目の前に・・・

それからしばらく経って桂あやめは奇跡的に意識を取り戻しパッと目が覚めた。

目が覚めると最初に入ってきたのは、家の天井。

「夢やったんや~」寝ぼけている時に起こった事件だったので、そう思った。

「助かった~殺されずにすんだ~」と安堵していたのだが、恐怖はまだ終わっていなかった。

なんと犯人はまだ目の前にいたのだ。

そしてまた、桂あやめの前にぶわっと来た。

桂あやめは思わず「すいません!殺すのだけはやめてください!」と言うと西川は「金、あるか?」と聞いてきた。

「あります!」と年末に振込し忘れた14万円の封筒を西川に差し出した。

西川は逃走中でお金がいるということだった。

14万円をもらった西川はお金を数えるとホッとしたようで、「タバコ吸うてええか?」と言った。

怒らせてはいけないと思った桂あやめは「どうぞ。」と灰皿を差し出した。

そこから身の上話しを桂あやめに伝えたのち、西川は「警察に連絡するか?」と聞いてきた。

桂あやめは「それは・・・すると思います。」

西川は「なるべく遠くに逃げたいから10分経ってから電話せぇ。」

そう言ったのち、西川は部屋を後にして出て行った。

階段を降りる音を聞くうち「助かった」と警察に通報することも忘れ、体の力が抜けしばらく放心状態だったという。

その後、我に返った桂あやめは警察に通報した。

西川に殺意はなかったのだろうか?

西川はスナックママ殺害には刃物で首を刺し殺しているのに対し、桂あやめだけは刃物を使用しなかった。

殺意がなかったのかと思いきやそうではなく、首を絞めるポイントが少しズレていたというだけで、九死に一生を得たのだ。

気を失った桂あやめを見た西川は「死んだ」と思ったという。

つまりは殺意はあったということだ。

この事件は大々的にメディアに取り上げられ、大きな事件として取り扱われていた。

その後、西川は同様にマンションに侵入しようとしていた所を現行犯で逮捕された。

西川正勝元死刑囚は最高裁で死刑が確定した後、2017年7月13日、大阪拘置所にて死刑執行。61歳没。

桂あやめはもう西川正勝元死刑囚の顔を見ることはないという安心はあるものの「今でも首を絞められる夢見る」「獣のような目が忘れられない」と西川がいなくなった今でも、その当時の記憶に今も悩まされているという。

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■桂あやめのプロフィール

本名 : 入谷 ゆか
生年月日 : 1964年2月1日(50歳)
出身地 : 兵庫県神戸市
血液型 : B型
学歴 : 夙川学院高校中退
職業 : 落語家、
所属事務所 : よしもとクリエイティブ・エージェンシー
活動期間 : 1982年~

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