【名古屋大学女子学生殺人事件】裁判での不可解な言動とは

2017年3月24日 知人女性の殺害やタリウム混入などを6つの事件に関与したとされる元名古屋大学の女子大学生に対し名古屋地裁は求刑通り元名古屋大学女子大学生に無期懲役を言い渡した。

名古屋地裁には傍聴券を求めて479人が列をなしていた。

裁判で終始落ち着いた様子だった元女子学生は、判決を言い渡されてもまっすぐ前を見たまま表情を変えることはなかった。

名古屋大学女子学生殺人事件<概要>

6つの事件に関与したとして起訴された元女子学生。

最初の事件は高校時代16歳の頃

「タリウムを飲ませてみて観察したかった。」

さらに元女子大生逮捕にまで至った、知人女性の殺害。

名古屋大学に入学した1年生の1月、女子大学生は同市千種区春里町2の無職、森外茂子さん(77)と、宗教団体「エホバの証人」に勧誘したことをきっかけに知り合ったばかりだった。

「人を殺してみたかった」

2016年12月7日昼頃、アパートの1階の自室で、森さんの頭を手オノで殴るなどして殺害した。

森さんの首にはマフラーが巻き付けられており、県警は女子学生がオノで殴ったあと、首を絞めた。

事件は、森さんが帰宅しないことを心配した夫(81)が事件当日夜に千種署に届け出て事件が発覚した。

捜査員が行方を探したところ、森さんと最後に会っていた人物として元女子大生が浮上。

2人は事件当日に近くの宗教施設で会い、そのあと2人で元女子大生の部屋に向かったとみられる。

元女子大生は、殺害した翌日から実家に帰省していたが、1月26日夜に名古屋に戻ってきたところ、27日朝から同署で事情聴取。

県警捜査1課は、殺人願望があった元女子大生が、偶然出会った森さんを対象に選んだとみて調べた。

その際、部屋みせることを拒んだため、署員らがアパートまで同行し、森さんの遺体を発見。

部屋は1Kで、森さんは浴室の洗い場に衣服を着たまま倒れていた。

頭には殴られたような痕が複数あった。

凶器とみられる手オノが室内から見つかり、部屋には複数の血痕が残っていた。

女子学生は取り調べにも淡々とした様子で応じていた。

【名古屋大学女子学生殺人事件】裁判での不可解な言動とは

事件からおよそ3年が経った2017年1月半ばに始まった裁判。

13人の証人尋問や61点もの証拠調べが行われ 審議は裁判員裁判としては異例の21回に及んだ。

証人尋問では元女子大生の母親も出廷。

娘の理解しがたい言動について

「「夢の中で人を殺したかもしれないが夢か現実かわからない。」と言っていました。部屋に入ったらみたら困るものがあるかも。死体が入っているかもと、娘が起こした罪により遺族に深い悲しみ計り知れない苦しみを与えたことについて親としてお詫び申し上げます。」

逮捕後「人を殺してみた」「焼死体が見たかった」など不可解な動機を供述していた元女子大生。

裁判の中でも不可解の言動は繰り返された。

裁判官「人殺すことが夢に出てくることは?」

元女子大生「あります。」

裁判官「タリウムの魅力は何ですか?」

元女子大生「人を殺せるかもしれないことです。」

裁判官「観察はできましたか?」

元女子大生「一つの症状が出ただけで、とても興奮して、それだけで十分でした」

【名古屋大学女子学生殺人事件】元女子大生の責任能力

犯行当時の責任能力を巡り精神鑑定を行った医師等の意見も割れた

検察側証人の医師は責任能力があると鑑定、犯行の動機に発達障害の影響はあるが精神症状に支配されていたわけではなく本人の自由な意思によって実行された

一方責任能力なしと鑑定した弁護士側証人の医師は被告は犯行時発達障害と双極性障害があり抑止力が働かない状態だった。

判決前の最後の公判で元女子学生はこう述べた。

「今でも人を殺したい気持ちが湧き上がってきて本当に人を殺せない自分になれるか、また人を殺してしまうのではないかと不安定になることがあります。今の時点で方法を述べることはが克服したいと思っています。反省や謝罪、償いもいろんな人の力を借りながら一生をかけて考えていきたいと思います。」

今日の判決で理由をしっかり聞いて欲しいと話したうえで、主文を後回しにし、精神発達上の障害や双極性障害いわゆる躁うつ病を抱えていた事情はあるが、 被告人の意思に基づいて犯行に及んでいると指摘。

争点となっていた責任能力を認めた。

無期懲役の判決を聞いた元女子学生は表情を変えず裁判官の方をずっと見ていた。

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