冤罪を訴え続ける袴田事件

袴田事件は1966年に静岡県清水市で発生した強盗殺人放火事件。

冤罪を訴え続ける袴田事件<事件概要>

1966年6月30日AM2時前、静岡県清水市横砂で火災が発生した。

火災現場はみそ製造会社の専務の自宅から発生し家屋が全焼し遺体は四体であった。

遺体は、専務(41)、専務の妻(38)、次女(17)、長男(14)の四人。

長女は、別棟に寝ていたので助かった。

火災発生原因を調べると遺体に石油のような油をかけ火をつけたのが原因であった。

さらに黒焦げの遺体にはメッタ刺しにされた刺し傷が無数にあり、刺し傷の数がすべて確認できないほどであった。

確認できた数だけでも45箇所もあった。焼け跡から発見されたクリ小刀一本を発見したが、先端が少し欠けていた程度で、刃こぼれもしていない。

また、会社にあった8万円の現金が強盗されていたが、専務の多額の金品は、手つかずに残されていた。

世間は惨殺な強盗殺人事件に注目が集まり、犯人探しが話題となった。

世論の後押しもあって、当時、みそ製造会社に勤務していた従業員で元プロボクサーの袴田巌さん(当時30)が逮捕された。

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冤罪を訴え続ける袴田事件事件発生から現在まで

自白を強制させられたり、裁判自体も瞑想したりしていたが、自白を裏付ける物的証拠は何もなかった。

警察は、袴田さんを容疑者と決めつけ、物的証拠を何も発見していなかったのである。

元プロボクサーだから「やりかねない」という先入観だけだ。

警察の内部文書にも、こう書いてある。

「本件は、被告人の自白を得なければ、 真相の把握が困難な事件であった」

その裁判で死刑が確定。

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袴田 巖さんはその後、判決の冤罪を訴え続け、48年後の2014年3月27日に死刑及び拘置の執行停止並びに裁判の再審が決定された。

袴田さんは無実の罪を訴えなんと今なお裁判で戦っている。

すなわち半世紀近く経過した現在でも未解決の事件。

2017年4月現在で袴田さんも80歳を超え、まさに人生の半分以上を事件とともに過ごした事になり、計り知れない精神状態であったのではと心中察する。

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