ジェニファー・トンプソン事件の真相

ジェニファー・トンプソン事件の真相に迫る。

一体、何が起きてこのような事態になったのか?

ジェニファー・トンプソン事件の真相<事件発生>

1984年7月29日未明、当時大学生だったジェニファー・トンプソン(22歳)が、自宅に侵入した犯人に強姦された。

殺される恐怖に怯えながらも、ジェニファーは冷静だった。

強姦された後も、犯人の顔を覚えるために、およそ約30分顔を見ながら会話をつづけ、隙を見て自宅から逃げだした。

ジェニファー・トンプソン事件の真相<事件発生後の捜査>

警察に助けを求めたジェニファーは自分の記憶を頼りに犯人のモンタージュを作成。

仕上がった、モンタージュを頼りに捜査を進めると、1人の男が捜査線上に浮上した。

ロナルド・コットン(当時22歳)

警察がコットンをジェニファーに見せると強姦したのは、ロナルド・コットンで間違いないと話しだした。

事件から3日後の8月1日にロナルド・コットンは逮捕された。

ロナルド・コットンは無実を主張したが、ジェニファーが自身の証言が決定打となり、ロナルド・コットンは、終身刑+50年の刑となる。

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ジェニファー・トンプソン事件の真相<事件の真相>

しかし、この事件の真相は全く違うものだった。

実はロナルド・コットンの言っていた事は正しかったのだ。

それを証明したのが「DNA鑑定」

事件当時はまだDNA鑑定がなかったため、決定的な証拠がなく、逮捕されてしまった。

DNA鑑定により、2つの真相があきらかになった。

それが「ロナルド・コットンとのDNAが一致しない。」「ロナルド・コットンと同時期に囚役されていた、ボビー・プールとDNAが一致した。」

そう、真犯人はボビー・プール。

ロナルド・コットンの側にいたのだ。

実際にプールが「俺が実は犯人なんだ」と告白するのを聞いたという服役囚が現れ証人候補として法廷に連れてくることで、ロナルド・コットンの無罪が確定。

結果、「冤罪」であった。

ロナルド・コットンは無実として釈放されるまでおよそ10年以上の月日が流れた。

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ジェニファー・トンプソン事件の真相<冤罪の真相>

なぜこのような事件となったのか。

ロナルド・コットンのアリバイを警察が確認した時に、実際は自宅にいたのに日付を間違えて「バーにいた」と話した事から、バーでの聞き込みで事件当日にロナルド・コットンを見たという証言はないためウソの証言とみなされた。

そのうえでの、ジェニファーの誤った誤認識だ。

しかし、ながら以下の写真を見ると間違えてもしょうがないほど酷似だ。

(左:ロナルド・コットン 右:ボビー・プール)

さらに警察のロナルド・コットンが犯人だという、誘導捜査もあり、結果ジェニファーもそう思いこんでしまった。

その後、無実が確定したロナルド・コットンは翌日、即釈放された。

ジェニファー・トンプソン事件の真相<冤罪の真相>

出所後のロナルド・コットンに、ジェニファーはすぐ謝罪。

10年も服役したにも関わらず、ロナルド・コットンは、快く許した。

その後2人は、家族ぐるみで交流するようになった。

今後、自分たちのような事件が二度とおきないよう冤罪事件など刑事手続きの改善を求めて運動し2人で執筆した本も出した。

本のタイトルは『Picking Cotton: Our Memoir of Injustice and Redemption』